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| (はじめにを抜粋) 現在ほど公的年金に対する関心が高まっているときはありません。弾痕世代の方々の公的年金の受給が始まっていますが、高齢化社会がますます進むと自分の年金はどうなるのか、いつからいくら受給できるのかなど、誰もが多くの疑問点や心配をもていることと思います。 その上、社会保険庁による年金記録のずさんな管理が大問題となり、平成19年度から20年度にかけて「ねんきんとく別便」が、また平成21年度からは「ねんきん定期便」が送付されるなど、年金記録の訂正が進められています。このようなことから、年金に関する様々な本屋パンフレットを読んだり、関係する役所に年金相談に出向く方が多くなってきています。 しかし、いくら本やパンフレットを読んでみても、よくわからない、あるいはいくら相談に行って聞いてみても肝心なことがなかなか理解できないという方も多いのではないでしょうか。 これは、年金制度が、時代の変化に合わせて5年ごとに大きな改正が行われることになっているからです。これまで、改正につぐ改正により、ますます複雑難解になり、読者はどこを読んでいいか、どこを見ればいいか戸惑うこととなります。 私は、公的年金のみに従事して35年、ラジオ番組「年金なんでも相談」を担当して20年になり、これまでの相談件数は30万件を超えています。これまでの相談の経験から、相談者が何を聞きたいか、何を知りたいかの統計をとり、頻度の多い質問を整理してみました。 年金の本というと、読者はどこを読めば、どこまで読めばいいのか、なかなかわからないのが実情だと思います。年金の本は数多く出版されていますが、社会保険労務士が書いた本なら何でもいいというものではありません。公的年金の身を行う事務所で、従業員30人以上、経験年数が最低でも10年以上ある社会保険労務士が書いた本をお勧めします。 本書では、皆さんがどこから読んでも、知りたいことがすぐわかるようにしました。特に金融機関にお勤めの方には必携書といえるでしょう。一般の方々にもこの本があれば、ほとんどのことが理解できると思います。 |
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